ラブレターは夜書くと、うまくかない。
ラブレターを書くなら、朝と夜、どちらがいいと思いますか?
どちらでもたいして変わらないと思ったら大間違いです。
恥ずかしい失敗をしたくないと思うなら、
ラブレターは、朝に書くことを強くおすすめします。
人間の自律神経には、日内変動リズムがあり、基本的には
活動する日中は、交感神経が優位に働き、
カラダを休める夜は、副交感神経が優位になります。
そして、副交感神経が優位になる夜は、理性より情動が
優先されやすくなるので、ついつい恥ずかしいことを
書いてしまう危険性があります。
「夜じゃないと気分が乗らない・・・。」
という人は、翌朝読み直してから
相手に渡すようにしましょう。
面白いことに、ラブレターは朝書いたほうが
成功率が高くなるのですが、面と向かって
口説く場合は、夜のほうが朝よりも成功率が高くなります。
なぜなら、相手も副交感神経が優位になっている。
イコール理性のハードルが下がっているということです。
自律神経の特性がわかれば、色んな行動を朝にすれば良いのか
夜にすれば良いのか、日中にするべきか、最適な時間がわかります。
例えば、出社して朝一にメールチェックをする人が大半だと思いますが、
実はこれはとてももったいないことなのです。
理由は、朝は副交感神経優位から交感神経優位に切り替わるタイミングで、
脳が最も活性化する時間帯だからです。
こうした時間帯に適しているのは、物事を深く考えたり、発想力を
必要とする仕事をすることです。この貴重な時間を、脳をほとんど
使わない単純なメールチェックに使うのは、とてももったいないことです。
朝が頭を使う仕事に適しているのと逆に、昼の3時以降は、頭を使うn
仕事をしてもいい結果は出ません。
なぜなら、3時から徐々に交感神経が下がり副交感神経が優位になって
いくからです。良く言えば非常にリラックスした状態ですが、言い換えれば
モチベーションが低下していく状態といえます。
最近「朝の時間活用」や「早起きのすすめ」のような本が出回っています。
もちろん朝がとても重要な時間帯であることに間違いはありません。
ただ何がなんでも早起きするすば良いというわけでもありません。
自律神経の状態から言って、朝におすすめするのは、とにかく頭を使う事。
朝の通勤電車は、新聞や読書ではなく英語の勉強や企画のプレゼンを考えたり
出来るだけ頭をフルに使うことに集中したほうが効果的です。
自律神経のバランスがとても良く、五感が研ぎ澄まされているといえます。
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